第16回 クラウド女子会に参加してきました

昨年末に参加したクラウド女子会が楽しかったので、新年初の2回目の参加をさせて頂きました。



cloudgirl.doorkeeper.jp






おおまかな流れ




  • 登壇者のお話(×2)


  • AWS IoT ハンズオン


  • ライトニングトーク(×4)








登壇者のお話



『画像処理が大好きな私の、AWSとの出会い』



画像処理の魅力についてお話をしてくださりました。 

画像処理について詳しく知らなかったのですが、目的によって画像処理が変わるということが印象的でした。
医療では異常を検知するために「色」を重視し、
名刺では正確な文字を読み取るために正確な「文字」を重視することなど、とても興味深かったです。

また、人の写真でその人の関心事がわかったり、時系列で追っていくことで成長が見えたりといったことがわかるそうで、
画像の奥の深さを知ることができました。

画像処理でもAWSを使うようになっているとのことで、
AWSが幅広い分野で使われているのだと知る、良い機会になりました。

ちなみに、画像のクローリングは速さを重視してC++でやっているそうです。






『ボクらのアカウント戦略』



実際の業務で行われている、マルチアカウントを使ったAWS運用についてのお話をしてくださりました。

私は業務でAWSを使ったことがないこともあり、AWSでの評価環境や商用環境を分離するためのアカウント管理など
考えたことがなかったのですが、実運用でのアカウント管理の重要さを学ぶことができました。

ちなみに、MADOKAという会社独自のツールを使って階段状でアラートの設定をしているようです。
使いたい人がいたら公開も考えてくださるそうなので、公開が待ち遠しいです。





<初めて知ったことメモ>




  • AWS CloudTrail




AWS アカウントのガバナンス、コンプライアンス、運用監査、リスク監査を可能にするサービスで、
リソース変更の追跡、トラブルシューティングを簡単に行うことができます。




  • Switch Role




複数のAWSアカウントを持っている時に、いちいちログアウトをしなくてもRoleを設定しておくだけで簡単に別のアカウントにスイッチできる機能です。




  • AWS Multi-Factor Authentication (MFA)




MFA を有効にすると、ユーザーが AWS ウェブサイトにサインインするときに、
ユーザー名とパスワードの他に認証コードの入力が必要になり、セキュリティが強化されます。






【ハンズオン】IoTでお肌を綺麗に!



お肌の潤いを保つには湿度60%くらいが必要だということで、
湿度を検知するべく、下記内容のハンズオンをしてくださりました。



github.com






<おおまかな流れ>




  1. Arduino UNOを、Arduino IDEでのプログラムによってLED点灯させる。


  2. Arduino UNOにセンサーを取り付け、温湿度を計測できるようにする。


  3. LoRaWANを経由させてSORACOM Harvestにデータを送信する。


  4. SORACOM Harvestで温湿度のデータを可視化する。


  5. SORACOMからAWS IoTにデータを送信する。


  6. AWS IoTからCloud Watchにデータを送信して、しきい値を超えた場合にアラームメールが飛ぶように設定する。







加湿器にあてると湿度の上昇が目に見えてグラフでわかり、楽しかったです。

また、3人1組の作業ということで、私はAWSの操作はしなかったのですが、
実際に皆さんがどのように使っているのか見ることができ勉強になりました。

温湿度の変化や、アラームメールでの通知を確認することができ、非常に有意義な時間を過ごすことができました。
データの授受に少し時間がかかるので、気長にデータ受信を待つことが必要かと思います。






ライトニングトーク



以前からLTをやりたいと思っていたので、新年ということもあり初LTデビューをさせて頂きました。
しかし、新しいMacだったのでType-c?の接続しかできないのですが、変換アダプタを持ってきておらず、
画面に映し出せないハプニングが起こりました。たくさんのお助けを頂き、なんとか映し出せて初LTを終えることができて良かったです。
本当に本当にありがとうございました。





今年は戌年ですが、AWS初心者ということでヒヨコなスライドでまとめました。

最終的にSlideShareで発表したので、力作のアニメーション部分が反映されなかったことが少し残念です。



www.slideshare.net





ハプニング対処中、時間つなぎでEchoのLTをしてくださっていたのですが、
今日ちょうどAlexaが家にきたので聞けなくて残念でした。。
私もいじってみたいと思います。






感想



今まで知らなかったお話が聞けたり、AWS IoTを使うことができたり、
新しい知識を得ることができてとても楽しかったです。

IoTと最近よく聞いてはいましたが、どうやるのかあまりわかっていなくて手を出せていなかったので、
ハンズオンで実際に体験することができたので、
これを機にIoTにも手を出してみたいです。





初めてLTをして楽しかったので、今後はもっと中身の濃いLTをできるようAWSの理解を深めていきたいと思います。

会場の雰囲気が暖かかったので話し易かったです。
AWSでも環境変数を使うことができるとアドバイスを頂けたのも嬉しかったです。
ありがとうございました。



反省としては、LTをするときは変換アダプターを用意していく、万が一のために備えて
資料をSlideShareなど公開できる場所に置いておくことが大事かと思いました。





AWSを学びたい気持ちがより強くなったので、次までに更なるレベルアップをしておきたいと思います。

運営に関わった皆さま、楽しい時間をくださり本当にありがとうございました!



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