PHPスクリプト（
<?php ...?>のタグ）が埋め込まれているHTMLファイルを、ローカルで表示する方法を調べたので書き残しておきます。＊参考
＊環境
- MacOS
- PHP 7.1
＊PHPのインストール
ターミナルで下記コマンドを実行して、PHPのインストールと起動をします。今回はバージョンを指定していますが、適宜最新のバージョンに置き換えてください。
$ brew install php@7.1
$ brew services start php@7.1
# バージョンの確認
$ php -v
下記コマンドを実行してPHPのPATHを通します。
$ echo 'export PATH="/usr/local/opt/php@7.1/bin:$PATH"' >> ~/.bash_profile
Macにデフォルトで入っている apache を停止します。
$ sudo apachectl stop
$ sudo launchctl unload -w /System/Library/LaunchDaemons/org.apache.httpd.plist
Apache をインストールします。
$ brew install httpd
/usr/local/etc/httpd/httpd.confをひらいて下記修正を行い、 Apache の設定をします。Listen 8080をListen 80に修正DocumentRootと<Directory >のパスを自分のローカルに修正AllowOverrideをAllowOverride Allに修正LoadModule rewrite_module lib/httpd/modules/mod_rewrite.soのコメントアウトをはずすUser SitesとGroup daemonをそれぞれUser <自分のuser_name>とGroup Staffに修正ServerName localhostを追加httpd-vhosts.confはコメントアウトのまま<IfModule dir_module>とかFilesMatch修正しない<IfModule mime_module>にAddType application/x-httpd-php .htmlを追加
＊Apacheを起動
下記コマンドを実行して Apache を起動します。$ sudo apachectl start
対象ファイルが画面に表示されれば起動できています。
http://localhost/index.html
Apache を停止するときは下記コマンドを実行します。
$ sudo apachectl stop
＊所感
デザイナーさんから受け取ったソースコードをローカルで表示させるために、今回の記事の内容を行いました。PHPを埋め込むことで動的なWebページを作ることができますが、最近の開発だと Vue.js や React.js といったフレームワークが出てきているので、必要になる場面は少ないかもしれません。PHPを使った経験はありませんでしたが、いざというときに使えるよう今回の方法を覚えておこうと思います。